やぎ座(山羊座、Capricornus, Capricorn)は、黄道十二星座の1つ。トレミーの48星座の1つでもある。 この星座には2等星以上の明るい星は無い。 海王星は、1846年9月23日、δ星の近くでドイツの天文学者ガレによって発見された。 主な天体 恒星 明るい星はα星、δ星、ω星の3星を結ぶ3角形上にある。 α星:アルゲディは、肉眼でも分離できる2重星。 β星:ダビー δ星:デネブ・アルゲディ(Deneb Algedi)は、やぎ座で最も明るい恒星。 由来と歴史 英語では、冬至点をやぎ座の名(The Tropic of Capricorn)で呼ぶが、現代の冬至点はいて座であり、やぎ座にはない。これは、古代バビロニア時代、冬至点がこの星座の中にあった名残だとされる。地球の歳差運動のために、冬至点は年とともに西に移動する。そのため、冬至点がやぎ座にあった時代は、ちょうどバビロニア時代ごろになる。このころに黄道12宮が制定されたため、冬至点をThe Tropic of Capricornと呼ぶようになった。