とびうお座 について、wikipediaより表示しています。
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とびうお座(飛魚座、Volans)は、南天の星座の1つ。天の南極に近く、日本の大部分の地域からは星座の一部さえも全く見ることができない。 主な天体 恒星 β星:とびうお座で2番目に明るい恒星。 γ星:とびうお座で最も明るい恒星。γ1星とγ2星からなる2重星。 由来と歴史 とびうお座は16世紀以降に作られた新しい星座であり、神話はない。 ペーテル・ケイセルとフレデリック・デ・ハウトマンが残した観測記録を元にペトルス・プランシウスが1597年に作成した地球儀に残したものが最初である。ヨハン・バイエルが1603年に発刊したウラノメトリアでそれを引用したことにより世に知られるようになった。 バイエルによって紹介された当初は Piscis Volans とされていたが、短縮したほうがよいとのジョン・ハーシェルの提案により、1845年にフランシス・ベイリーが刊行した British Association Catalogue (BAC星表)からは現在知られている Volans が採用されている。